丸みのある魅惑的な牡丹の花は、長い間、ショパールの創造性にインスピレーションを与えてきました。そして2014年から牡丹は、「L.U.C XP エスプリ ド フルリエ ピオニー」シリーズで中心的な役割を果たしています。このコレクションは、高級時計製造の技術を駆使した息をのむほど美しい限定エディションのタイムピースを集めたもので、メゾンの豊かな創造性の核となる様々な芸術的技巧が凝らされています。エシカルな18Kローズゴールド製の新作モデル（8本限定）では、メゾンに培われてきたメティエ・ダールの熟練技に、グランフー（高温焼成）エナメルの技術が加わりました。このモデルのデザインは、フルリエにあるショパールのミュージアム「L.U.CEUM」に所蔵されているデコラティブなアンティーク懐中時計からインスピレーションを得ており、メゾンのエナメル職人がライトグリーンの背景に映えるピンクの牡丹の花の鮮やかなイメージを創り出しています。シースルーケースバックを通して眺めることができる機械式自動巻きムーブメント、L.U.C 96.23-Lにも、メゾンの才能豊かな職人によって見事に表現される彫刻技法、フルリザンヌ彫りを用いた美しい装飾が施されています。

ショパールのオート・オルロジュリーの工房で完全開発・製造・組立を行った機械式自動巻きムーブメントL.U.C 96.23-Lは、毎時28,800 (4 Hz)振動し、ショパールで考案されたツインテクノロジー（積載式二重香箱）が実現したパワーリザーブ65時間を誇ります。3.3mmという薄さの面でも、このムーブメントは真の技術的偉業であるといえるでしょう。このムーブメントは、22Kゴールド製マイクロローターで巻き上げられます。フルリザンヌ技法により手作業で彫刻されたこのムーブメントは、メティエダールに関するショパールのこだわりを証明しています。