2023年度 スイス デザイン&テクニカル ジュエリー チャンピオンシップ

メゾンの誇りとなる受賞

才能あふれるショパールのジュエリー見習い職人として4年目のイーロイ・ヒルト(Eloi Hirt)が、若手宝石職人が競い合う「2023年度 スイス デザイン&テクニカル ジュエリー チャンピオンシップ(2023 Swiss Design and Technical Jewellery Championships)」のテクニカル部門で、見事金賞を受賞しました。世界各国から集まった優秀な宝石職人たちが参加するこのコンテストにおいて、イーロイは、わずか22時間で美しいイエローゴールド製ペンダントを制作するという課題に対して、自らの卓越したテクニカルスキルとクリエイティビティを発揮しました。


クラフツマンシップの育成とスキルの継承に対するショパールのコミットメントと完全に合致するこのコンテストは、スキルを磨くきっかけとなるだけでなく、本コンテストと同様に権威ある、フランスのリヨンで開催される「技能五輪国際大会 2024」への出場権獲得への足がかりにもなっています。今年のコンテストのテーマは「ルーツ」。このテーマは、参加者たちにアイデンティティ、文化、伝統、雰囲気、感情的なつながりなどの観点から自分らしさについて考えてもらうことを目的として設定されました。テクニカル部門では42点以上の作品が審査の対象となり、その受賞結果は、まさしく“メゾンの誇り”となりました!

傑出した職人たちを育成する方策

ショパール マニュファクチュールの最も貴重な財産の一つが、“その手で芸術を生み出す職人たち”、すなわち、類まれなタイムピースとジュエリーを作り出す才能にあふれた人々です。技能育成は、世代から世代へ受け継がれてきたショパールの企業理念を形成する柱の一つであり、ショイフレ・ファミリーの重要な経営方針です。ショパールでは、一般的な修得要件をはるかに超えたトレーニングを行っていますが、これは見習い職人が確実にメゾンでキャリアを築くことを目的としています。さらに、最高の時計製造およびジュエリー制作職人を雇用するだけでなく、フルリエとジュネーブに独自の見習い職人用の工房を構え、そこで“未来の巨匠”となる人材にトレーニングを施しています。これは、トレーニングこそが古来から継承してきた時計製造およびジュエリーの技を受け継ぐために必要な方法だということをメゾンが認識しているからに他なりません。技能の継承とは、美に捧げるプロフェッショナルたちの未来のために欠かすことができないものなのです。

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