サステナビリティ

ショパールのサステナビリティにおけるアプローチ

世代を超えて受け継がれるファミリーメゾンとして、サステナビリティはショパールのコアバリューであり続けています。早くから、ショパールでは、長期的なビジョンを掲げ、ラグジュアリーな時計製造・ジュエリー製造に付随する環境、社会、そして将来的な社会課題に取り組み始めました。持続可能なラグジュアリーを手がけていくなか、ショパールは3大コミットメントとして 「製品のリシンキング」「社員へのエンゲージメント」「共同的なアクション」を掲げ、積極的なアクションを起こし、企業としての責任を担っています。
ショパールのマニフェスト

サステナブル・ラグジュアリーへの旅

今から数年前に、ショイフレファミリーのパイオニア精神を継承し、企業のインパクトを認識したショパールは、倫理面とデザイン美を折衷させ、より責任ある時計製造・ジュエリー製造に向けたジャーニーに向けて舵を切りました。

ショパールのアプローチ

製品のリシンキング

ショパールでは、メゾンのラグジュアリーなタイムピースやダイヤモンドジュエリー、ボックス、アクセサリー、あるいはブティックの開発に環境基準を統合するとともに、企業の二酸化炭素排出量の低減に尽力しています。厳格な基準のもとで素材やサプライヤーを選定し、バリューチェーン全域におけるリスクを管理し、企業活動に起因するインパクトを低減させています。

社員へのエンゲージメント

社員は、ショパールブランドの未来を支える存在です。ショパールは、創造性や革新性、優れた職人技、伝統的なサヴォアフェールによって、何世代にもわたって繁栄してきました。

ともにアクションを

私たちは、たえず進化するリスクや好機と対峙しています。ショパールは、このような現状に一体となって取り組むことが最善策だと考えています。そこで、危機に瀕した地域を保全し、地域社会を支援するためにも、さまざまな国際的な組織団体やNGOとの提携、連帯関係を築いています。

よくある質問

ショパールのサステナビリティにまつわるマイルストーン

家族経営企業であるショパールは、独立した経営体制のもと、世代を超えて受け継がれてきたブランドです。このようなあり方は、時計・宝飾業界において一線を画します。メゾン独自の理念のもと、限りある地球の資源を鑑みて事業活動を展開し、サステナビリティ戦略をいち早く策定しています。これにより、私たちが対峙している社会・環境問題のスケールを認識し、実務的なアクションを把握することが可能になります。

今後数年間、ショパールは「プレシャス・ナチュラル・ランドスケープ(貴重な自然景観)」プログラムに代表されるように、事業所周辺の絶滅の危機に瀕した地域を保護する必要性に焦点を当てたいと考えています。

まずは、採掘現場における生態系、地域社会にもたらす製造インパクトの低減ならびに相殺に注力していきます。

これに加え、メゾンゆかりの地であるスイスを取り囲むアルプスの景観、生物多様性の保全・再生にも取り組んでいきます。

メゾンの「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」を続けていくなかで、意識の高いアクションを重視し、自らの責任をたえず自覚し、社内ならびに業界規模のイニシアティブに着手することを通じて、ジュエリー&ウォッチセクターの変革に寄与していきます。

サステナビリティレポートで、ショパールの企業コミットメント、ならびにゴールの詳細をご覧いただけます。

2012年以降、持続可能な開発における独自の戦略を展開し、時計・宝飾業界における課題に対処していくために、「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」を歩み続けています。ショパールにおける戦略は、次の軸に基づいて展開されています。

  • 3つのコミットメントを軸としたロードマップ
  1. 自社製品のリシンキング:製品のエコデザイン、責任ある調達、2030年カーボンプラン、循環型システムの構築、顧客への意識感化など
  2. 社員へのエンゲージメント:意識感化、研修、職場におけるウェルビーイング、スキル開発、平等性、多様性など
  3. 共同的なアクション:同業のラグジュアリーメゾンや非営利団体と協力し、業界全域における変化を手がけていきます。
  • グローバルな認証、独立的な第三者機関による企業慣行の検証:
  1. SBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアティブ):パリ協定に準じ、地球温暖化を1.5度未満に低減させるため、科学的根拠に基づいた算出アプローチに沿って、自社温室効果ガス排出量を低減させる。
  2. RJC(責任あるジュエリー協議会):採掘から販売に至るまでのサプライチェーンにおけるゴールド、ダイヤモンド、カラージェムストーンにまつわる優良慣行を促進し、認証する。
  • 透明性:新しい規欧州指令の規制を見据え、ショパール初となる2024年度レポートが提示されます。CSRD(企業サステナビリティ報告指令):意欲的、正確、企業間比較の可能な非財務的報告を行います。