サステナビリティ

製品のリシンキング

ショパールでは、魅惑のデザイン美とサステナビリティを折衷させた比類のないクリエイションをメインゴールとしています。今日、普遍のパイオニア精神とともに、環境面における自社インパクトを低減させ、製品を再考しながら、さらに前進していきます。

エコデザイン&製品寿命

顧客とのエンゲージメント、持続可能性にまつわる課題を念頭に置きながら、クリエイションやボックス、アクセサリー、店舗の開発基準を統合していきます。

2027年までに

すべての時計、ジュエリー、ベストセラーアクセサリー、新規店舗コンセプトにおいてLCAを適用

+7万件

リサイジングからメンテナンス全般までの年間リペア

80%

のショパール店舗が再生エネルギーで運用

責任ある調達

とりわけハイジュエリーや高級ウォッチの世界における責任ある調達は複雑な様相を呈します。ショパールでは、グローバルサプライチェーンを有するサプライヤーのもとで、貴金属、ダイヤモンド、カラージェムストーン、レザーを調達しています。原材料とサプライヤーを厳選し、バリューチェーン全域のリスクを管理しながら、鉱山を有する地域社会にポジティブな影響をもたらすことができるよう尽力しています。

最低70%

スイス ベターゴールド認証を受けた、アーティザナルで小規模のSBG鉱山由来の純金

30%

スイスとドイツの精錬業者由来のRJC CoC認定純金

80%

ルーセントスティール™に使用されているリサイクル素材は、製造地から1000km以内で調達されています

カーボンフットプリント

パリ協定の条項に準じ、2030 年までに排出量を 45% 削減、2050 年までにネットゼロを達成することで、地球の気温上昇を 1.5度以内に抑えていきます。2030 年カーボンプランを推進することで、企業プロセスにおけるリソースならびに循環性を最適化していきます。

2024

SBTiによって検証された短期のゴール

55%

温室効果ガス(スコープ1および2)絶対排出量を2030年までに削減

80%

購入製品、サービス(スコープ3)の排出量に基づくサプライヤーが、2028年までに科学的根拠に基づいたゴールを設定

よくある質問

ショパールでは、環境と社会における国際的なベストプラクティス基準を満たし、責任ある産地から調達されたゴールドをエシカルゴールドとみなします。2018年7月以降、ショパールのアトリエでは、透明性の保証された2つのサプライチェーンから調達されたエシカルゴールドのみが使用されています。

  • スイスベターゴールド (SBG) 認定を受けたアーティザナルなゴールド:より環境に配慮した採掘方法を採用し、鉱山労働者の生活や労働条件の向上を目指す取り組み。ショパールチームが、2年ごとに鉱山サイトを実際に訪れています。
  • RJC 流通管理に認証されたゴールド。デューデリジェンスプロセスを通じ、調達元の正当性を保証する RJC 認証リファイナーから購入されています。

2019年以降、ショパールはスイスベターゴールド(SBG)と提携しています。現在ショパールの一代表者が、SBGの取締役会に名を連ねています。一例として、SBGとの連帯イニシアティブにおいて、コロンビアのエルチョコでゴールドを採掘しているバルケロスとの連携体制を構築しています。900人を超える鉱夫の労働条件向上を掲げた地域主導型のコミットメントとなっています。このプログラムを受けて、バルケロスが公正な額の収入を確保し、ゴールドを1g売るごとにボーナスを得られるほか、男女平等、健康、安全といったテーマ別の研修を受けられるようになっています。

2019年、ショパールのアイコニックなウォッチコレクション「アルパイン イーグル」がローンチされた際に、ルーセントスティール™が導入されました。高度な特性を有するメゾン独自のスティール素材は、リサイクル素材80%以上で構成されています。このようなイニシアティブとともに、ショパールのより責任ある多年度のスティールプロジェクトが始動されます。2023年に、ベルトとケースを含めたショパールのすべてのスティール製ウォッチにおいて、ルーセントスティール™が使用されるようになります。

循環型のプロセスによって、輸送を減らして温室効果ガスの排出量ならびに環境インパクトを低減させ、製品におけるリサイクル素材の含有率をアップさせることが可能になります。ISSF(国際ステンレススティールフォーラム)のデータによると、リサイクルスティールの含有率を50%から80%に引き上げることで、製造に起因した排出量を30%削減できます。リサイクルスティールの含有率を90%まで引き上げると、排出量の削減率が40%に達します。

ルーセントスティール™の組成には、時計製造業界由来の高品質スクラップのほか、医療、航空宇宙、自動車産業由来のハイグレードスティールが使用されています。あらゆるスティールが、ショパールの製造拠点から1000km以内で調達されています。また、ショパールのスティールスクラップもリサイクルされ、循環型社会に向けたコミットメントが実践されています。

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サステナブル・ラグジュアリーへの旅

今から数年前に、ショイフレファミリーのパイオニア精神を継承し、企業のインパクトを認識したショパールは、倫理面とデザイン美を折衷させ、より責任ある時計製造・ジュエリー製造に向けたジャーニーに向けて舵を切りました。

社員へのエンゲージメント

社員は、ショパールブランドの未来を支える存在です。ショパールは、創造性や革新性、優れた職人技、伝統的なサヴォアフェールによって、何世代にもわたって繁栄してきました。

ともにアクションを

私たちは、たえず進化するリスクや好機と対峙しています。ショパールは、このような現状に一体となって取り組むことが最善策だと考えています。そこで、危機に瀕した地域を保全し、地域社会を支援するためにも、さまざまな国際的な組織団体やNGOとの提携、連帯関係を築いています。